韓国留学
突然の留学宣言。
ことの発端は、大学4年の夏に行った韓国への短期留学です。
たった3週間しか行かなかったのに初めての海外生活は得るものが多く、
「なぜもっと早くしなかったのか」
をひたすら後悔、、、。
長い大学生活いくらでもチャンスはあっただろうに、、、。
言葉の壁、文化の違い、反日感情、、、いろんなものを肌で感じ取り
かなり濃厚な3週間でした。全くできなかった韓国語が3週間でかなり分かるようになったのも進歩です。
その間、好きな人もできました。
おそらく大学生活で一番楽しかった時期です。
帰国後、卒業までの残された時間がないことに愕然としました。
就職も決まっていたので卒業後に留学なんて無理です。
そして頭に浮かんだのは
「留学するために入社を遅らせてもらう」こと。
普通ならこんなこと思いつきません。
ですが、私は普通ではないのでこんなことを思いつき、
さらにはすさまじいはやさで実行してしまいました。
親に言うと反対されるので誰にも相談せずに全部1人で考えました。
社長宛に文書を書き、承諾してもらい、
自分で留学先を決め、手続きも全てやりました。
このエネルギーはどこからくるんでしょうか。
やりはじめると目の前が見えなくなるんです。正直恐ろしいです。
これを知った回りの方からの評価は全てポジティブなもので
「行動力があって、すごい!私には絶対まねできない!」でした。
後から考えると全然すごくありません。
当時はこの行動力に悩みもせず回りからも絶賛されていたので気づけませんでした。
そして皆が入社式を迎えた桜咲く4月、私は飛行機でお隣の国、韓国へと飛び立っていきました。